一枚仕立てのぺたんこポーチの作り方 
2016/06/21 Tue. 22:39 [edit]
昨日の続き、になるのかな?
写真の編集が済んだので作り方をupしますね。
<1> まずは材料から。 ※サイズは縫い代込みです。
①表布 縦14cm×横20cm 2枚
②口布 縦2.5cm×横20cm 2枚
③ファスナー 16cm
④ポケット 縦19cm×横13.5cm
⑤お好みのタグetc..
<2> ファスナーの準備
ファスナーの両サイド、4箇所を
の様に裏側に倒し縫い留めておきます。
<3> ポケット口
ポケットの口になる部分(柄に上下がある場合は上になる辺)を
1cmの縫い代で折り目を付けます。
ここは厚みを減らしたかったので敢えて三つ折りにはしませんでした。
折った部分の縁の所、それから縁より約8mmの所にステッチを入れます。
<4> ポケットサイド
<3>で出来た物を上部を2.5cm開けて
の様に折ります。
その後、両サイドを約7~8mm裏側に折り込み
縁の所にステッチを入れます。
裏返してみるとこんな感じ。
<5> タグ
表生地のお好みの場所にタグを縫い付けます。
<6> 印付け
ファスナーの中央上下。
ポケットは上の中央に。
口布は上の中央
メインの布は裏側の上 中央に、それぞれ印を付けます。
<7> 前面(タグを付けた方の面)ファスナー
口布の上に、ファスナーを
の様にツマミが右に来るように乗せ
中央の合印を合わせて数箇所 固定し、
縁から約2mmの所を仮縫いします。
そうして出来た物の上に表生地(タグを付けた物)を中表にして合わせ
中央の合印を合わせて数箇所固定し、縁から約7mmの所を縫います。
口布と表の生地は幅が同じなので両サイドは
それを目安に合わせてもいいと思います。
こんな感じ。
ファスナーの端っこのはみ出している部分は
この時に生地のラインに合わせてカットしてしまいます。
縫い終わったら表生地を返して、たるまない様にしっかり折り目を付けます。
その後、裏の口布も同様に返してしっかり折り目を付け
縁の所に押さえのステッチを入れます。
<8> 前面ファスナー仕上げ
の画像を裏返したのが
の状態です。
この口布の写真上部の切りっ放しになっている辺を折り込んでいきます。
言っている意味、分かるかしら
イメージとしては
中の縫い代を包み込む様な感じで折り込み、しっかり折り筋を付けておきます。
そうしてまた縁の所を縫います。
これで片側のファスナーが付け終わりました
<9> 後面ファスナー&ポケット付け
次にもう片方の面のファスナーも付けて行きます。
口布にファスナーを乗せる時は今度は
の様に
ツマミが左側に来ていますね。
あとは<7>の作業を同様にします。
その後、裏返して口布を折り込むその前にポケットをセッティングします。
口布と縫い代をめくって
中央の合印を合わせるようにポケットを差し込みます。
この時ポケットがズレない様にマステで固定すると作業がし易くなります。
ここまで来たら前面同様口布を折り込んで縁を縫っていきます。
これでファスナー&ポケット部分が出来上がりました。
完成まであともう一息!
<10> 最後の仕上げ
ファスナーのツマミは、邪魔にならないように中央辺りまで開いておきます。
そうして
の様に中表に合わせて数箇所固定し、
サイドと底を縫い代1cmでぐるりと縫っていきます。
ここでpoint
縫い代1cm(画像Aのライン)で縫った流れで
そのまま縁の所(画像Bのライン)も縫い留めて下さい。
別の角度で説明すると
①のラインで縫い進め、ファスナー口まで来たら返し縫いで終了するのではなく
返し縫いした(口部分の補強のため)後、向きを変えてそのまま②の方向に進み
また向きを変えて③の方向へ進む
という感じでぐるりと縫う、という事です。
こうして縫うことで②は上からの見た目が良くなり
③は縫い代がまとめられるため、うねったりしないので
こちらも開いた時の見た目がスッキリします。
これで縫う作業は終了
最後に表に返すのですが
角は
の様に折り畳んでから表に返して下さい。
今回は一枚仕立てで作っているため生地ももたつかないので
角を落とすよりもこうして畳んだほうが形がキレイに出る様な気がします。
表に返して形を整えたら
出来上がりです!
どうかな?
説明・・ちゃんと伝わっているでしょうか
ドキドキ
ファスナー付けも、慣れている方は
口布と表生地でファスナーを挟んで一気に縫ったりしても手間が省けるかと思います。
他にも、もしかしたら こうしたらもっと簡単に縫えるかも
・・の方法もあるかもしれませんので
皆さんの作り易い方法でアレンジしてみて下さいね
では、改めてお披露目です。
この りんご柄
コットンが出た時からラミネートになるのを期待していたのです。
ぺたんこポーチを作ったら
絶対かわいくなるっ
と確信していました
一枚仕立てでポーチを作る場合
どうしても開けた時にファスナーの裏側が見えてしまうのが
ずっと気になっていて
どうにかして隠せないかな、と思ったのが
この様な仕様にしたきっかけでした。
表と共布で包むことで開けた時に統一感も出るし
何より表と同じ色のミシン糸で縫えるのが楽・・っていうポイントも。
でも敢えて違う柄とか
同じ系統の色で無地とかにしても楽しめる様な気もします。
ラミネートなので縫い代は切りっ放しなのもお手軽ですよね。
そして<10>でひと手間加えた事により
見た目もスッキリ!になっているかな?と。
ファスナーは専用の押さえ(ファスナー押さえ)を使って縫っています。
普通の押さえだとファスナーの金具部分に当たって
縫い目が曲がってしまったりするので
最近は手間でもその都度付け替えて縫うようにしています。
ぺたんこポーチにポケットが付いていると結構便利ですよね。
口布に挟み込める範囲なら
大きさも自由にアレンジ出来ると思います。
勿論、必要なければ付けなくてもOK
そうすると作るのは更にお手軽になりますね
今回は16cmのファスナーを使いましたが
幅も高さもお好みで
色々なサイズで楽しんで下さいね。
そしてもし作られた際には
是非、こちら
でご紹介下さいね!



長文にお付き合い下さりありがとうございました^^

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写真の編集が済んだので作り方をupしますね。
<1> まずは材料から。 ※サイズは縫い代込みです。

①表布 縦14cm×横20cm 2枚
②口布 縦2.5cm×横20cm 2枚
③ファスナー 16cm
④ポケット 縦19cm×横13.5cm
⑤お好みのタグetc..
<2> ファスナーの準備

ファスナーの両サイド、4箇所を

<3> ポケット口

ポケットの口になる部分(柄に上下がある場合は上になる辺)を
1cmの縫い代で折り目を付けます。
ここは厚みを減らしたかったので敢えて三つ折りにはしませんでした。

折った部分の縁の所、それから縁より約8mmの所にステッチを入れます。
<4> ポケットサイド

<3>で出来た物を上部を2.5cm開けて


その後、両サイドを約7~8mm裏側に折り込み
縁の所にステッチを入れます。

裏返してみるとこんな感じ。
<5> タグ

表生地のお好みの場所にタグを縫い付けます。
<6> 印付け

ファスナーの中央上下。
ポケットは上の中央に。

口布は上の中央
メインの布は裏側の上 中央に、それぞれ印を付けます。
<7> 前面(タグを付けた方の面)ファスナー

口布の上に、ファスナーを

中央の合印を合わせて数箇所 固定し、

縁から約2mmの所を仮縫いします。

そうして出来た物の上に表生地(タグを付けた物)を中表にして合わせ
中央の合印を合わせて数箇所固定し、縁から約7mmの所を縫います。
口布と表の生地は幅が同じなので両サイドは
それを目安に合わせてもいいと思います。

こんな感じ。
ファスナーの端っこのはみ出している部分は
この時に生地のラインに合わせてカットしてしまいます。

縫い終わったら表生地を返して、たるまない様にしっかり折り目を付けます。

その後、裏の口布も同様に返してしっかり折り目を付け

縁の所に押さえのステッチを入れます。
<8> 前面ファスナー仕上げ



この口布の写真上部の切りっ放しになっている辺を折り込んでいきます。
言っている意味、分かるかしら


イメージとしては
中の縫い代を包み込む様な感じで折り込み、しっかり折り筋を付けておきます。

そうしてまた縁の所を縫います。

これで片側のファスナーが付け終わりました

<9> 後面ファスナー&ポケット付け

次にもう片方の面のファスナーも付けて行きます。
口布にファスナーを乗せる時は今度は

ツマミが左側に来ていますね。
あとは<7>の作業を同様にします。
その後、裏返して口布を折り込むその前にポケットをセッティングします。

口布と縫い代をめくって
中央の合印を合わせるようにポケットを差し込みます。

この時ポケットがズレない様にマステで固定すると作業がし易くなります。
ここまで来たら前面同様口布を折り込んで縁を縫っていきます。

これでファスナー&ポケット部分が出来上がりました。
完成まであともう一息!
<10> 最後の仕上げ

ファスナーのツマミは、邪魔にならないように中央辺りまで開いておきます。
そうして

サイドと底を縫い代1cmでぐるりと縫っていきます。
ここでpoint


縫い代1cm(画像Aのライン)で縫った流れで
そのまま縁の所(画像Bのライン)も縫い留めて下さい。

別の角度で説明すると
①のラインで縫い進め、ファスナー口まで来たら返し縫いで終了するのではなく
返し縫いした(口部分の補強のため)後、向きを変えてそのまま②の方向に進み
また向きを変えて③の方向へ進む
という感じでぐるりと縫う、という事です。
こうして縫うことで②は上からの見た目が良くなり
③は縫い代がまとめられるため、うねったりしないので
こちらも開いた時の見た目がスッキリします。
これで縫う作業は終了

最後に表に返すのですが

角は

今回は一枚仕立てで作っているため生地ももたつかないので
角を落とすよりもこうして畳んだほうが形がキレイに出る様な気がします。
表に返して形を整えたら
出来上がりです!

どうかな?
説明・・ちゃんと伝わっているでしょうか

ファスナー付けも、慣れている方は
口布と表生地でファスナーを挟んで一気に縫ったりしても手間が省けるかと思います。
他にも、もしかしたら こうしたらもっと簡単に縫えるかも
・・の方法もあるかもしれませんので
皆さんの作り易い方法でアレンジしてみて下さいね

では、改めてお披露目です。

この りんご柄
コットンが出た時からラミネートになるのを期待していたのです。
ぺたんこポーチを作ったら
絶対かわいくなるっ



一枚仕立てでポーチを作る場合
どうしても開けた時にファスナーの裏側が見えてしまうのが
ずっと気になっていて
どうにかして隠せないかな、と思ったのが
この様な仕様にしたきっかけでした。
表と共布で包むことで開けた時に統一感も出るし
何より表と同じ色のミシン糸で縫えるのが楽・・っていうポイントも。
でも敢えて違う柄とか
同じ系統の色で無地とかにしても楽しめる様な気もします。

ラミネートなので縫い代は切りっ放しなのもお手軽ですよね。
そして<10>でひと手間加えた事により
見た目もスッキリ!になっているかな?と。

ファスナーは専用の押さえ(ファスナー押さえ)を使って縫っています。
普通の押さえだとファスナーの金具部分に当たって
縫い目が曲がってしまったりするので
最近は手間でもその都度付け替えて縫うようにしています。

ぺたんこポーチにポケットが付いていると結構便利ですよね。
口布に挟み込める範囲なら
大きさも自由にアレンジ出来ると思います。
勿論、必要なければ付けなくてもOK
そうすると作るのは更にお手軽になりますね

今回は16cmのファスナーを使いましたが
幅も高さもお好みで
色々なサイズで楽しんで下さいね。
そしてもし作られた際には
是非、こちら








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category: 一枚仕立てのぺたんこポーチ
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