手提げ巾着の作り方 
2016/11/22 Tue. 22:28 [edit]
やっと準備が整ったので
レシピをupしますね。
<1>材料(サイズは縫い代込みです)
①メイン生地 縦19cm×横22cm 2枚
②持ち手紐 縦36cm×横4cm 2枚
③口布 縦11cm×横22cm 2枚
④内布 縦44cm×横22cm 1枚
⑤お好みのタグ
その他(写真には写っていませんが)
⑥紐 50cm 2本
⑦あれば手芸用両面接着テープ
<2>持ち手の紐
紐になる生地の中央に線を引き
そこに合わせて生地を折り畳んでしっかりアイロンをかけます。
両方畳んだら(写真上)、縁をしっかりと揃えて二つに折り
またアイロンをかけて紐状にします(写真下)
そうして縁を縫い
さらにその後「わ」の方も同様に縫います。
※ここでpoint
縫う方向を揃えて下さい。
縁を縫った流れで下から上に縫い戻って来ると
生地に斜めにシワが寄ってしまう事があるので
面倒でも縁を縫った後は一度糸をカットし、また上に戻って「わ」側を縫って下さいね。
2本とも縫い上がったらアイロンをかけておきます。
<3>表布
メインの前面の生地にお好みでタグを縫い付けます。
口布の上から3cmの所にアイロンでしっかりと折り筋を付けておきます。
※ここで出来たラインの事を「巾着口の出来上がり線」と表現しますね。
後で出て来るので覚えておいて下さい。
そして口布の上、両端から5.5cmの所に印を付けておきます。
メイン布の上と口布の下を中表に合わせて
縫い代1cmで縫い合わせます。
縫い代はメイン生地側に倒してアイロンでしっかり押さえます。
布の切り替え部分のキワ(A)と
切り替え部分から約8mmの所(B)にステッチを入れます。
※Bの部分のステッチは省いてもOKです。
ただこの部分にステッチを入れると縫い代が押さえられて
しっかりとするのでマイブーム&オススメです^^
ちなみに何故8mmなのかというと
我が家のミシンの押さえの端っこを生地端(切り替え部分)に合わせると
ちょうどその位になるので都合が良く
矢印の部分を見ながら縫うと曲がらずに縫えるから・・です。
後面の生地も同様に縫います。
<4>表布×紐
表布の上に紐を仮留めします。(縫い代5mm位の所を縫う)
紐が曲がったりしないようにマステを貼っておくと便利です。
追記:持ち手はやや長めに設定してあるので
短めがお好みの方はこの段階で調節して下さいね。
表記通りに作ると↓↓↓の完成形と同じ仕上がりとなります。
<3>で印を付けた所(写真矢印)の外側に紐が来る様に縫い留めて下さい。
<5>表布×内布
内布と表布後ろ面(タグの付いていない方)を中表にして合わせます。
この部分に返し口を作るので口を開ける部分8cm位の印を付けておきます。
そうして縫い代1cmで縫うのですが
※ここでpoint
上から赤い線を本縫いし、印の手前で返し縫い。
そこで糸は切らずにミシンの縫い目の長さを長く(4mm位)設定して
そのまま黄緑の返し口部分を縫い、縫い目の長さを元に戻して
赤い線を返し縫いから初めて下まで縫って下さい。
↑ややこしい説明かもですが
つまり
返し口部分は後で解くので目を粗くして縫う、という事です。
この方が一々糸を切らないで済むのと
返し口の出来上がり線が歪みにくくなる利点があります。
縫い終えたら今度は内布の反対側にも表布前面を縫い付けますが
こちらは返し口を作る必要が無いので
そのまま縫い代1cmで縫って下さいね。
縫い代は内布側に倒してしっかりとアイロンで押さえておきます。
両方縫い終えると
こんな感じに長~くなります。
<6>表布底
表布底を中表にして縫い代1cmで縫い合わせます。
縫い代は後側に倒してアイロンで押さえ
切り替えから約8mmの所にステッチを入れます。
これで生地が輪っかの様な感じになりました。
ちなみに巾着口の出来上がり線が両サイドに来る様に置いてみると
の写真の様に表布に若干たるみが出来ます。
これは巾着にした際に内布がもたつかない様に
表よりも内布のサイズを短く取っているためですので
この状態が正解ですのでご安心を
それでは次の工程へ。
<7>サイド
生地を中表にして
の様に
表布どうし、内布どうしが合うように固定します。
切り替え部分はズレると悲しくなるので(←笑)意識して合わせて下さいね。
写真黄色のラインが巾着口の出来上がり線です。
ここからメイン布側へ2cmは紐通し口になるので印を付けて
赤いラインを縫い代1cmで縫い合わせます。
※紐通し口は返し口と同様な縫い方でもいいですし
距離が短く歪む心配もそれ程無いので普通に分けて縫ってもいいと思います。
ちなみに私は
写真紫のまち針→内布底の方へ、そして黄緑のまち針→表布の底の方へ
という感じで縫っています。
私にとってはこの縫い方が一番
合わせたい部分の縫いズレが少ない気がするので
片側が縫えたらもう片方も同様に縫います。
縫い終わったら縫い代を割ってアイロンをかけておきます。
内布の底もここできっちりアイロンで押さえておきます。
この時、返し口の部分は縫っていないので
手芸用の接着両面テープを使って貼っておくと
縫い代が押さえられ、ほつれ防止にもなるので便利です。
無い場合はそのままでも大丈夫・・かと思いますが
紐通しの際に引っ掛らないように注意して下さいね。
<8>表に返す
ここで、ようやく返し口を開けます。
縫い目の長さが長くなっている部分を
リッパーで解いていきます。
そうして返し口を伸ばしてしまわない様に気をつけながら表に返し
表布の角をしっかり出してアイロンで整えます。
要所要所でアイロンをかけていますが
ここからが一番大事なアイロンtimeかも
内布を中に入れ込んで、出来上がりの形にアイロンで整えていきます。
返す前に縫い代は割っていますが
どちらかに両方の縫い代が倒れていたりするので
その場合は返し口から手を入れて直して
表布・内布共
縫い代が割れた(しっかり開いた)状態で合わさる事を意識して
アイロンをかけて下さい。
の様にタオルで保護した手を巾着に入れて
アイロンをかけると整え易いです。
面倒臭いかもですがここは丁寧に頑張って
<9>口周り
アイロン作業が終わったら
最後、口周りを縫っていくので巾着を内側が外に来る様に返します。
(口を縫うためなので底の角まできっちり返さなくて大丈夫です。)
返し口の開いている部分は しつけで閉じておきます。
そうして布の切り替え部分のキワの所と
切り替えから約8mmの所をぐるりと縫います。
これで縫う作業は終了
アイロンで整えて
紐を通したら完成です
持ち手が細いので
華奢な所がお気に入りの巾着です
このまま紐を絞らずminiトートの様に使っても
勿論巾着にしても
どちらでもかわいい
(←親バカ・・みたいな
)
布の切り替えのバランスを変えたり
大きさを変えたり
色々と楽しめると思うので
是非、作ってみて下さいね
説明が下手なので
長ーい文章にうんざりするかも
ですが
作業的にはシンプルだと思います。
出来るだけ綺麗に仕上がる様に、と
私なりに細かくレシピを書いているので
ハンドメイドの経験が豊富な方は
省略出来る所や、もっといい縫い方等もあるかもしれませんので
そこら辺は
良きに計らって下さいね(←言い訳)
次回の記事ではサイズアレンジで作った
miniバージョンをご紹介しますね。


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レシピをupしますね。
<1>材料(サイズは縫い代込みです)

①メイン生地 縦19cm×横22cm 2枚
②持ち手紐 縦36cm×横4cm 2枚
③口布 縦11cm×横22cm 2枚
④内布 縦44cm×横22cm 1枚
⑤お好みのタグ
その他(写真には写っていませんが)
⑥紐 50cm 2本
⑦あれば手芸用両面接着テープ
<2>持ち手の紐

紐になる生地の中央に線を引き
そこに合わせて生地を折り畳んでしっかりアイロンをかけます。

両方畳んだら(写真上)、縁をしっかりと揃えて二つに折り
またアイロンをかけて紐状にします(写真下)

そうして縁を縫い
さらにその後「わ」の方も同様に縫います。
※ここでpoint
縫う方向を揃えて下さい。
縁を縫った流れで下から上に縫い戻って来ると
生地に斜めにシワが寄ってしまう事があるので
面倒でも縁を縫った後は一度糸をカットし、また上に戻って「わ」側を縫って下さいね。

2本とも縫い上がったらアイロンをかけておきます。
<3>表布

メインの前面の生地にお好みでタグを縫い付けます。

口布の上から3cmの所にアイロンでしっかりと折り筋を付けておきます。
※ここで出来たラインの事を「巾着口の出来上がり線」と表現しますね。
後で出て来るので覚えておいて下さい。
そして口布の上、両端から5.5cmの所に印を付けておきます。

メイン布の上と口布の下を中表に合わせて
縫い代1cmで縫い合わせます。

縫い代はメイン生地側に倒してアイロンでしっかり押さえます。

布の切り替え部分のキワ(A)と
切り替え部分から約8mmの所(B)にステッチを入れます。
※Bの部分のステッチは省いてもOKです。
ただこの部分にステッチを入れると縫い代が押さえられて
しっかりとするのでマイブーム&オススメです^^

ちなみに何故8mmなのかというと
我が家のミシンの押さえの端っこを生地端(切り替え部分)に合わせると
ちょうどその位になるので都合が良く
矢印の部分を見ながら縫うと曲がらずに縫えるから・・です。
後面の生地も同様に縫います。
<4>表布×紐

表布の上に紐を仮留めします。(縫い代5mm位の所を縫う)
紐が曲がったりしないようにマステを貼っておくと便利です。
追記:持ち手はやや長めに設定してあるので
短めがお好みの方はこの段階で調節して下さいね。
表記通りに作ると↓↓↓の完成形と同じ仕上がりとなります。

<3>で印を付けた所(写真矢印)の外側に紐が来る様に縫い留めて下さい。
<5>表布×内布

内布と表布後ろ面(タグの付いていない方)を中表にして合わせます。

この部分に返し口を作るので口を開ける部分8cm位の印を付けておきます。

そうして縫い代1cmで縫うのですが
※ここでpoint
上から赤い線を本縫いし、印の手前で返し縫い。
そこで糸は切らずにミシンの縫い目の長さを長く(4mm位)設定して
そのまま黄緑の返し口部分を縫い、縫い目の長さを元に戻して
赤い線を返し縫いから初めて下まで縫って下さい。
↑ややこしい説明かもですが

返し口部分は後で解くので目を粗くして縫う、という事です。
この方が一々糸を切らないで済むのと
返し口の出来上がり線が歪みにくくなる利点があります。
縫い終えたら今度は内布の反対側にも表布前面を縫い付けますが
こちらは返し口を作る必要が無いので
そのまま縫い代1cmで縫って下さいね。

縫い代は内布側に倒してしっかりとアイロンで押さえておきます。

両方縫い終えると

<6>表布底

表布底を中表にして縫い代1cmで縫い合わせます。

縫い代は後側に倒してアイロンで押さえ
切り替えから約8mmの所にステッチを入れます。
これで生地が輪っかの様な感じになりました。

ちなみに巾着口の出来上がり線が両サイドに来る様に置いてみると

これは巾着にした際に内布がもたつかない様に
表よりも内布のサイズを短く取っているためですので
この状態が正解ですのでご安心を

それでは次の工程へ。
<7>サイド

生地を中表にして

表布どうし、内布どうしが合うように固定します。

切り替え部分はズレると悲しくなるので(←笑)意識して合わせて下さいね。

写真黄色のラインが巾着口の出来上がり線です。
ここからメイン布側へ2cmは紐通し口になるので印を付けて
赤いラインを縫い代1cmで縫い合わせます。
※紐通し口は返し口と同様な縫い方でもいいですし
距離が短く歪む心配もそれ程無いので普通に分けて縫ってもいいと思います。
ちなみに私は
写真紫のまち針→内布底の方へ、そして黄緑のまち針→表布の底の方へ
という感じで縫っています。
私にとってはこの縫い方が一番
合わせたい部分の縫いズレが少ない気がするので

片側が縫えたらもう片方も同様に縫います。

縫い終わったら縫い代を割ってアイロンをかけておきます。
内布の底もここできっちりアイロンで押さえておきます。

この時、返し口の部分は縫っていないので
手芸用の接着両面テープを使って貼っておくと
縫い代が押さえられ、ほつれ防止にもなるので便利です。
無い場合はそのままでも大丈夫・・かと思いますが
紐通しの際に引っ掛らないように注意して下さいね。
<8>表に返す

ここで、ようやく返し口を開けます。
縫い目の長さが長くなっている部分を
リッパーで解いていきます。

そうして返し口を伸ばしてしまわない様に気をつけながら表に返し
表布の角をしっかり出してアイロンで整えます。
要所要所でアイロンをかけていますが
ここからが一番大事なアイロンtimeかも


内布を中に入れ込んで、出来上がりの形にアイロンで整えていきます。
返す前に縫い代は割っていますが
どちらかに両方の縫い代が倒れていたりするので
その場合は返し口から手を入れて直して
表布・内布共
縫い代が割れた(しっかり開いた)状態で合わさる事を意識して
アイロンをかけて下さい。

アイロンをかけると整え易いです。
面倒臭いかもですがここは丁寧に頑張って

<9>口周り

アイロン作業が終わったら
最後、口周りを縫っていくので巾着を内側が外に来る様に返します。
(口を縫うためなので底の角まできっちり返さなくて大丈夫です。)
返し口の開いている部分は しつけで閉じておきます。

そうして布の切り替え部分のキワの所と
切り替えから約8mmの所をぐるりと縫います。

これで縫う作業は終了

アイロンで整えて
紐を通したら完成です


持ち手が細いので
華奢な所がお気に入りの巾着です

このまま紐を絞らずminiトートの様に使っても

勿論巾着にしても
どちらでもかわいい



布の切り替えのバランスを変えたり
大きさを変えたり
色々と楽しめると思うので
是非、作ってみて下さいね

説明が下手なので
長ーい文章にうんざりするかも

作業的にはシンプルだと思います。
出来るだけ綺麗に仕上がる様に、と
私なりに細かくレシピを書いているので
ハンドメイドの経験が豊富な方は
省略出来る所や、もっといい縫い方等もあるかもしれませんので
そこら辺は
良きに計らって下さいね(←言い訳)

次回の記事ではサイズアレンジで作った
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